今日は人間失格を読んだ。
漫画で現代に近い例えされてるから読みやすい。
人間失格自体は大好きで、細かい文字も読まない私ですが、原作と映画も見に行きました。
原作はやっぱ難しかったけど、
原作映画漫画共に見終わったら何故か
ホッとするというか、気分が無になる。
現実感すぎて、漫画って漫画も読めなくなるくらい引きずりこまれる。
凄いね。
仕事、恋愛、人間関係と色々悩みが尽きないご時世ですが、人間失格という人生を通したものを見ると本当悩みがちっぽけに見えるね。
主人公が持ってる感覚とか、道化とか、
幼い頃からのその感覚感性はきっと、天性だしある意味天才なんだろうね。
その感覚に出会わない人もいれば出会う人もいるし、その感覚を上手く表現していると思う。
人間失格は太宰治さんの人生を元にしたとありますが、本当にどのくらいイケメンだったのか。。
そして太宰治さん自身を色々調べたけど、太宰治さんも物語の主人公も、何度も自殺を計って未遂をして…と繰り返して、
彼にとっては生き地獄だったのだろうけど神なのか運命なのか、どんなに死にたくても死なせなかったしそこで死んではいけない運命だから生かしたんだろうな。
本当人間失格を読む度、
人生とはなんだろうか、自分とはなんだろうか、人間とはなんだろうか、何故性別は男女しかないのだろうか、ってこの地球や人間の人生を凄く小さいなーって思ってしまう。
もしかしたら私は死んでいて、今見ている現実は実は死んだ私の夢なのかもしれない。
だとか、わけ分からないところまで思考が広がる。
幸せを幸せと感じれないとか、楽しいことを楽しいと思えないとか、一人一人の普通の感覚が違うから難しいけど、
守るものが何もない人間こそが強くて何より臆病で弱く、儚い人間なのかな。
幸せを純粋に幸せとも思えばアホらしいとも思い、孤独も好きだとも思う。
読んでるといわゆるだめんずだけど、女を虜にしたり、世渡り上手で羨ましい反面、女性の私は心が少し痛む。
一番愛した女は誰だったんだろーなー
Candyからの投稿